クチコミサイトについて

仲盛荘で同宿した人たちに聞くようにしているのが「仲盛荘に宿泊を決めた理由」です。
もちろん、「仲盛荘ファンサイトを観たから」という答えを期待しているわけですが、あ、いやいや、
そうではありません。

最近よく聞くのが、「クチコミサイトを参考にした」という声をよく耳にするようになりました。
宿泊する宿を前もって、情報を手に入れられる様になったことは便利なことです。
このホームページだって、仲盛荘や竹富島の宣伝に使っているわけですから、
同じような役割を持っているわけです。

クチコミサイトを見て「仲盛荘を選んだ」宿泊者が大勢いることは喜ばしいことです。
竹富島に限らず、どこの島の宿でも、日本全国、その民宿の個性や「ウリ」があるはずです。

ただ、「クチコミ」情報は宿泊者や利用者の客観的な評価ではありますが、
書き込み者の思いが多分に反映されています。
どの民宿のコメントを読んでも、「感動した」か「失望した」かの評価の高いか、
評価の低いコメントが多くなる傾向があります。
それは、コメントを書く動機が、それらに由来することなので、中間的な評価はどうしても少なくりがちです。

しかし、その評価が一人歩きしてしまい、ある民宿では風評被害にまで発展してしまったケースもありました。
仲盛荘でも ファンサイトに民宿の電話の対応に不満を持った方のメールを頂いたこともあります。
クチコミサイトの仲盛荘では、「常連客が自己中心的な話ばかりでやだ」と、雨マークのをつけられたこともあります。

「ファンサイトの管理人が気にくわない」という書き込みも観たことあります。常連客の端くれである
私も同宿者の気分を害したり 不快な気にさせたこともあるかもしれません。
それはそれで、受け止める必要がありますが、それによって、その宿の評価と直結してしまうのは
いかがなものかと思ってしまうこともあります。

一方で、苦労して休みを取り、高いお金を払って、飛行機に乗り、遠路はるばる八重山(八重山に限らず旅は
おおむねそんな感じですよね)に行くのですから、「素敵な思い出を沢山作くりたい」のであって、
だれしも 失敗したくないものです。

個人的には、失敗を糧にして次の旅に活かそうというスタンスもありますが、人には押しつけることできません。
それゆえ、「転ばぬ先の杖」も書いているくらいですから。

もちろんクチコミサイトは調べる有効な手段ですが、その情報が「絶対ではない」と思う今日この頃です。